おふくろの味といえば・・・?
【おふくろの味といえば・・・?】
「おふくろの味」といって思いつく料理って何でしょうか。
よく聞くところだと、煮物や卵焼きなど、ホッコリ♪癒され系のメニューかと思いますが、度々登場している、あまり料理に際立っていない私の実家(^o^;)では、そんなホッコリメニューで「これぞ!」というものはやはりなく。
しかし、よそでは出たことがないのに、実家では結構お馴染みだったメニューがあり、私にとってはそれがおふくろの味かなあ?と思っています。
そのホッコリしないおふくろの味とは・・・コーラ煮!
知ってますか?コーラ煮(^_^;)コーラで煮るんですけど。
うちは手羽先肉のコーラ煮が定番で、結構食卓に上がってました。
飲み物のコーラで、まさか鶏肉を煮るとは、小学生の私には想像ができず。
「今日はコーラ煮よ~」と言われるのを、ずっと「甲羅煮」だと勘違いしており、それはそれで「甲羅煮」ってどういう煮方なの!?って感じなんですけども(笑)
でも、何かの比喩で「甲羅」なのかと普通に納得していたんですよね。
中学にあがってからだと思うのですが、母親が台所で、手羽先の入った鍋に缶のコーラをドボドボと入れているのを見て、「なにそれ???(゜д゜;)」と驚いた記憶があります(笑)
すると母親、「なにって、コーラ煮。あんた好きでしょ?」と。コーラだったのね、コカコーラね。
うちでは、コーラにすこし醤油を入れて味付けをしていたのですが、それがなかなか美味!
あの甘辛はコーラのなせる技だったんですね。
私の実家では、小学生まではコーラは飲んではダメと言われていて、友達はみんな飲んでいてすごく羨ましかったのですが、
母親の説では、コーラは骨を溶かすから成長期の子供にはよくないという理念だったようで。
この真偽は詳しく調べたことがないので分かりませんが、そんなコーラ禁止令と並行して、手羽先のコーラ煮は小学生の頃から結構食べていたんですが・・・あれー?(^o^;)
母の理屈は一体なんだったのでしょう(笑)?火を通すと、コーラは骨を溶かさなくなるんだろうか。ナゾのコーラ溶骨説(・∀・)
大人になった今は、むしろコーラは甘くて飲まないのですが、コーラ煮はごくたまに食べたくなって作ります!
おふくろの味がコーラ煮というと、結構ファンキーな母親と思われたりするんですが(笑)
コーラ煮自体の味は、結構普通の甘辛煮なんです。やってみるまでは、想像がつかないですよね(‐^▽^‐)まだコーラ煮を試したことがない方がいらっしゃれば、ぜひお試しください!